水太りタイプに効くツボ
夏に向かって、ツボによるマル秘ダイエット!
前回このテーマでブログを書きましたが、今回はテーマ別で、水太りタイプに効くツボを解説して行きます。
水分代謝と排泄機能が弱ってくると、喉が渇き水分を多量に取るようになり、俗に言う水太りといった現象が起きます。
身体内の水分代謝の効率が悪く、たいして食べていないのに関わらず、水を飲んだだけでも特定の部分や体全体が、むくみを感じられるのが、このタイプの特徴です。
喉が渇き易い体質だったり、水分代謝機能が一般より低下してたり、ビール(アルコール類等)や清涼飲料水等を、毎日がぶ飲みしている人にも現れます。
これは東洋医学の「水毒」という症状で、これに対して排尿促進と水分代謝の活性化促進するツボを用います。
古くから「水毒」専門のツボといえる「水分」のツボ、
腹部の内臓すべての元気をつかさどる「関元」のツボ、
水分過多によるむくみを解消する「湧泉」のツボ、
これらが水太りに効く重要なツボです。
水分(すいぶん)
任脈
身体の前面を一直線に貫く任脈で、
生殖器、泌尿器、消化器系を司る経絡24穴上にあり、おへその真上指1本の所に取ります。
顔のむくみ、全身のむくみに良いとされ、他にも排尿困難、下痢、腰痛でも使われます。
治療方法
おへその直下なので指1本で押すか、両手の中指を重ねてツボの上に置きます。
ゆっくりとした深呼吸に合わせてそっと押していき、息を吐き切ったら数秒止めて吸いながら力を抜く。
これを8回繰り返します。
※ お腹のツボは決して強く押してはいけません。
関元(かんげん)
任脈
へそ下指3本分にあり、
男女の性と生殖器官に関する重要なツボで、
女性に対しては生理不順、子宮痛、閉経、陰部の痒み、精力減退、尿漏れ、腰痛と下痢等に用いられます。
治療方法
へそ下指3本分でお腹の中心のツボです。
両手の中指を重ねる様にして添え、息を吐きながらそっと押していき、息継ぎで力を抜くのを10回繰り返します。
※この時指を離さないように、注意して下さい。
湧泉(ゆうせん)
足の少陰腎経
健康長寿のツボとして足裏の冷えから高血圧、不眠症、心臓病に至るまで様々な局面で多用されますが、むくみ等の水分代謝に関わる腎臓のツボとして、特筆されております。
万病予防にも優れたツボですので、ぜひ覚えて毎日刺激する事をお奨め致します。
治療方法
湧泉叩きという有名なツボ用語有るように、湧泉は叩くのが一番効果的で、
リズミカルに叩くのが良いでしょう。
細く息を吐きながら10回叩いて休むを、5~10回行います。
青竹踏みで100回程度刺激するのも良い方法です。
宝寿堂鍼灸治療院
診療時間:午前10時半~午後9時迄
※但し急患、往診、時間外診療、受け付けております。
日曜、祭日は休診ですが、
携帯090-7013-2815に連絡有れば、診療受付致します。
※ 聞きたい症状やツボが有りましたら、頑張って御答え致しますので、
hojjudo@gmail.com
までメール御待ちしております。
弾発腱鞘炎[ばね指(弾発指)]の治療方法
腱鞘炎の種類のばね指(別名、弾発指)と、
ド・ケルバン腱鞘炎について質問が有り、
先ずはばね指(弾発指)について、お答えします。
ばね指(別名、弾発指)
症状と原因
指には腱(けん)というヒモがあり、それによって指の曲げ伸ばしをすることが出来ます。
さらに屈筋腱には、腱の浮き上がりを押さえる靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)というトンネルがあります。
屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こると、指の付けねに痛み、腫れ、熱感が生じます。
これを腱鞘炎と呼び、進行すると腫れた部分が結節(しこり)となり、指がバネがあたかも弾くような現象が生じます。
これがいわゆるばね指です。
主に妊娠時、産後や更年期の女性に起こることが多く、右手の母指に最も多く発生します。
病態
腱鞘と腱が引っかかるようになるのは、指の使いすぎによる刺激のため腱鞘が肥厚してしこりができ、
腱のしこりが肥大硬化して結節になり、そのために一層刺激が強くなるといった悪循環を生じるためだと考えられています。
治療方法
指が屈曲、伸展時に激痛が走るのだから、寝る前に指を、ダンボール等の厚紙を輪っかにして指を覆い、テーピングで固定して、寝ている間、指が屈曲しないようにします
朝起きた時に固定を外し、お湯の中に手を入れ、ゆっくりと内関(手首の内側から3cm上のツボ)辺りから、魚際(手のひらの拇指丘の中央のツボ)、労宮(手のひらの真ん中のツボ)を通り、手のひらの結節しこりのある部分まで、丁寧に揉みほぐします。
充分に揉みほぐせたら、お湯の中で結節の部分を押さえながら、患部の指をゆっくりと5秒程引っ張り5秒緩め、
これを10回位繰り返します。
鍼灸治療の場合
屈筋腱は指の抹消端の為過敏であり、鍼治療時にはあまり深い刺入は不向きです。
患部の結節(しこり)は、
曲池、手三里、合谷、孔最、太淵、内関、大陵、労宮、
等のツボを軽く浅刺し程度で、軽く散鍼(針先が触る程度の鍼治療)で治療致します。
腱鞘炎は灸治療がかなり効果的なので、結節(しこり)である患部に、しっかり施灸致します。
ばね指で痛んでいる屈筋腱の結節しこりの部分に、糸状灸から半米粒大のお灸を、20~40壮位、据えるのが、結節(しこり)をお灸の熱により熱分解するので、確実に治癒する可能性がありますm(_ _)m
※ 今までに何人もの完治の臨床例有り。
また自分でやるなら、せんねん灸を10壮位やるのも良いでしょう。
症状にお悩みの方、一度ご来院下さい。
宝寿堂鍼灸治療院
診療時間:午前10時半~午後8時迄
※但し急患、往診、時間外診療、受け付けております。
日曜、祭日は休診ですが、
携帯090-7013-2815に連絡有れば、診療受付致します。
※ 聞きたい症状やツボが有りましたら、頑張って御答え致しますので、
hojjudo@gmail.com
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